読了「二重らせんの私」「日本語はなぜ美しいのか」
- 07/07 14:13
最近、輪をかけて忙しく、
読了した本を逆積読状態にしてることに気づきました。
😱
ソシーテななんと、
この読了を楽しみにしてくれてるという
某Yさんの存在が尊すぎて2025
だのでもう二ヶ月くらい前に読了した2冊同時だヨ🤟
長い間待たせてごめん。By Kiroro☆あや
「二重らせんの私」柳澤桂子
「日本語はなぜ美しいのか」黒川伊保子
コチラ同時に2冊借りたのですが
これは理由があって、
いずれも読了した
「みちこさん、英語をやり直す」
の中に、抜粋されたフレーズ1文だけが
1ページを使用して載っていて、
そのシンプルさがなんか妙に刺さり、
どんな本か妙に気になって借りてみた、
というわけです。
「二重らせんの私」柳澤桂子
フツーに生きていたら、きっと手に取ることも
読むこともなかったであろう本でした。
遺伝子の研究者である著者は
多分私の母と同じくらいの年代の方。
まだ女性か高学歴を肩書きにするような時代ではない。
けれど自分が本当にやりたいことをやりたくて、
努力と、持ち前のものすごい強運もありそうだけど、
日本を飛び出し海外の大学で遺伝子をトコトン研究し、
結果的にご本人のチームがノーベル賞を受賞したという。
その受賞の知らせを受けた時の、(うろ覚えですが、)
朝日の光が研究室の試験管に注ぎキラキラ反射して、
という描写が、その時間の流れと成し遂げた達成感との
なんとも言えないマリアージュを思わせて、
そこまで読み進めてきた自分まで嬉しくなりました。
本を読んでて感動して泣きそうになった。
……そして内容の大半を読み進めるうちふと、
こんなに素晴らしい方が、
もう随分前に日本に戻られていて、
ご結婚されてお子さんもいらっしゃるようだけれど
現在は何をされているのだろう?
と、妙に気になり、ググってみました。
するとお名前も経歴も確認できたのですが、
その事実に私は何も言えなくなってしまいました。
その背景については、本の終盤にも触れられています。
詳細を知る由はないのですが、
いたたまれなく思う気持ちが押し寄せるばかりで、
私は最後、読み進めるほど
無力感に苛まれてしまいました。
ですが、こんな一文が。
「人生のうちいつでもいい、あれだけ仕事に情熱を燃やすことができる時をもてたということにこそ感謝すべきであって、その時が終わったことを嘆いてはならない」
今読んでいる私にリアルに寄り添ってくれているかのような、不思議な感覚に陥りました。
絶望の淵に立ったとて、そこまでの歩みを全て踏みにじるようなことはしなくていい、今はどんな自分でも、ここまでの自分のことは誇っていいのだと、そういう揺るがない信念を持ち続けられることは素晴らしいなと、そう思いました。
私もこういう心を忘れないでいたい。
ただの小さな自己満足でしかないかもしれないけれど、
人に誇示したいという意味ではなくて、
自分の中にそういう心を持ち続けたいと思いました。
柳澤桂子さんという方のマインドに最敬礼したい
そんなお気持ちで読了しました。
そうそう、不思議な事象が起こったんですよね。
この本を読み始めた頃に、ふと、
「英語でも性交渉って、SEXっていうのかな」
って思ってちょっと調べてみたんですよ。
そしたら、予感は的中。
英語で性交渉はSEXとは言わないそうですよ❓
奥様ご存知❓
「インターコース」
って言うのが普通の言い回しらしい。
で、それを知ってふぅんって思っていたら、そのあと
研究室での教授と学生とのやり取りのシーンがあり、そこで教授が「志願者の男子学生から直接インターコースの申し入れがあったんだが、、、」と、困惑していて、著者は「インターコース?何それ」って、同じ研究室の友人に尋ねたら「性交渉のことよ」と教えて貰って、驚いたと。そしてそのあとその男子学生が遠路はるばる教授のところまで訪ねて来るという連絡がきて、研究室でみんな笑いをこらえるのに必死だったという。
こないだたまたま調べた内容が、偶然出てきて、
ヤマカン当てた気分になりました。
お陰様で「インターコース」しっかり覚えました。(笑)
たまたまなんでしょうが、
この本には引き寄せられたような気がしていて、
自分のやりたいことをできるだけ精一杯やり切りたいと、
改めてそう思うきっかけになりました。
でね、言葉について考えたりすることもありつつ読了して
次に読んだのが
「日本語はなぜ美しいのか」
黒川伊保子
この流れで読もうと思った自分もすごいわ。
まぁ単に、先に難しい方を読んでしまおうと
そう思ったそれだけなのですが。
実際は「二重らせんの私」の方が爆速で読めた気がする。
「日本語はなぜ美しいのか」
ガーッと書きますが。
これは、著者黒川伊保子さんの日本語愛をベースにして、日本人の親たちは自分の子どもに日本語もままならない小さいうちから英語を習わせたりしてるのが信じられん。日本語は世界的にも習得が困難と位置付けられている言語なのに日本人の親たちは自分の子どもに日本語教育もそこそこに英語を叩き込ませようとするから子どもは混乱しているではないか。自分たちが英語堪能という訳でもなく母国語でのコミュニケーションもそこそこにして英語をやらせるその気が知れん、という、日本語をこよなく愛するがゆえの限りなき怒りがギュッと詰め込まれた本です(笑)
黒川伊保子さんはマシンガントーク系統の方でして、それはご自身でも仰ってます。興味あらば金曜朝8時30分からのNHK第1を聴いてみると実態と遭遇できますのでぜひ。そのマシンガンぶりには時折ですが同席しているアナウンサーが若干引いていて話題がなかなか切れない辺り、ちょっとウケます。
さて。2冊同時に投げました。
桑田なYさん、また美味しいお酒飲もうね。
たい焼き持っていくよ。
ティナミに読了積読本まだあります。(笑)
時間がある時、また書くね。
今日もチェックしてくれてありがとう。
葉山あや